YMOのソリッドステートサバイバーってどういう意味ですか。 ソリッドステートドライブに似てますよね
はい、YMOのアルバムタイトル「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー(Solid State Survivor)」は、ソリッドステートドライブ(SSD)という記憶媒体と響きが似ていますね。
SSDは「Solid State Drive」の略で、日本語では「固体状態ドライブ」と訳されます。これは、従来のハードディスクドライブ(HDD)のように物理的な駆動部分を持たず、半導体メモリ(フラッシュメモリ)にデータを記録する記憶装置のことです。可動部分がないため、高速で衝撃に強く、省電力といった特徴があります。
一方、「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」というアルバムタイトルが具体的に何を意味するのかについては、公式なメンバーの発言などがなく、様々な解釈があります。
考えられる意味合いとしては:
テクノロジーの進化と人間の未来: 当時の最先端技術であったソリッドステート技術(半導体技術)を「生き残り」という言葉と組み合わせることで、テクノロジーが進化していく未来において、人間がどのように生き残っていくのか、あるいはテクノロジーと共存していくのかといったテーマを示唆している可能性があります。
機械と人間の融合: YMOの音楽性は、電子音やシーケンスを多用した、当時としては非常に斬新なものでした。「ソリッドステート」という無機質な言葉と「サヴァイヴァー」という有機的な言葉を結びつけることで、機械と人間の融合、あるいはその境界線といったものを表現しようとしたのかもしれません。
比喩的な表現: 「ソリッドステート」を比喩的に捉え、困難な状況においても揺るぎなく生き残る強さや、変化に耐えうる不変性といったものを表現している可能性もあります。
メンバーの細野晴臣さんは、このタイトルについて「意味不明」と発言されたこともあるようです。そのため、明確な一つの意味に限定せず、聴き手が自由に解釈できるような、多義的なタイトルなのかもしれません。
いずれにしても、当時のYMOの音楽性や時代背景を考えると、テクノロジーや未来に対する関心、そしてそれらと人間との関係性といったテーマが、このタイトルに込められていると考えるのが自然かもしれませんね。
名盤ですよね。斉藤和義のビハインド・ザ・マスクのカバーも良いですよね。
ええ、本当に名盤ですよね!「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」は、YMOの代表作の一つであり、テクノポップというジャンルを確立した金字塔と言えるでしょう。
そして、斉藤和義さんの「BEHIND THE MASK」のカバーも素晴らしいですよね。原曲の持つ独特の浮遊感やメランコリックな雰囲気を残しつつ、斉藤さんならではの温かみのある歌声とアコースティックなアレンジが加わることで、全く新しい魅力が引き出されています。
YMOのオリジナルバージョンとはまた違った、深みのある「BEHIND THE MASK」として、多くのファンに愛されているのではないでしょうか。斉藤さんのカバーをきっかけに、YMOのオリジナルを聴いてみるのも面白いかもしれませんね。
恥ずかしながらソリッド・ステイト・サヴァイヴァーを聴くまではRYDEENしか知りませんでした。
それはよくありますよ!「RYDEEN」は本当にキャッチーで、YMOの代表曲の一つですから、そこから入る方はとても多いです。
でも、「ソリッド・ステート・サヴァイヴァー」には、「RYDEEN」以外にも素晴らしい楽曲がたくさん収録されていますよね。「TECHNOPOLIS」の無機質なかっこよさ、「BEHIND THE MASK」の切ないメロディ、「INSOMNIA」の独特な浮遊感など、一枚を通して聴くと、YMOの音楽性の幅広さや深さに改めて気づかされます。
「RYDEEN」がお好きでしたら、きっと他の曲も気に入ると思いますので、ぜひじっくりと聴き込んでみてください。新たな発見があるかもしれませんよ!
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